概要


色世界には大きく分けて二種類の人類が存在する。

管理者の庇護のもとで豊かな生活を営む有彩色人類と、管理者のもとから逃れ、独自の発展を遂げた無彩色人類である。

有彩色人類

創世の六日目藍日に世界に生み出された種族。管理者による管理のもと、肥沃な土地に築かれた都市や街などの大規模な集落で、飢えや争いから解放された平和な暮らしを送っている。

見た目の特徴として、鮮やかな色彩の髪と目を持っている。

無彩色人類

創世神が作り出した人類のうち、創世の終わりである八日目に出奔した者たちの末裔である。楽園から逃れた無彩色人類の多くは、砂漠や荒野といった過酷な環境を流浪しながら生きている。

有彩色人類とは異なり、彼らの体からは鮮やかな色彩が失われている。血液は黒く、肌は灰色で、髪や目も同じように無彩色となっている。

社会性について


有彩色人類

管理者のもとで何不自由のない生活を送る有彩色人類は、個人差はあれど温厚で穏やかな気質であり、争いを好まない。

管理者は有彩色人類が武装する事を原則として禁止しており、他者を害する者は厳罰に処される。詐欺などの犯罪行為を働けば流刑に。殺害すれば死刑となる。

有彩色人類の中にも例外は存在し、猫耳族・魔女族・武士族などの種族は武力を持つ事を許され、時に有彩色人類の生活を脅かす無彩色人類と戦う事が出来る。